初めての屋久島、登山初心者はガイドと一緒に歩きましょう!

 「山をなめていはいけない!」なんて言いますが、屋久島の山もなめてはいけません。特異な環境だからこそ、世界自然遺産に登録されました。ガイドを薦める理由としては、大きく分けて2つ。1つは「安全」、もう1つは「楽しさ」。
 ガイドさんは屋久島に精通しているだけでなく安全管理もしっかりしています。もし登山中に何かあっても、万全のサポート体制でみなさんを助けてくれます。遭難やケガなどが耐えない屋久島の登山。保険的な存在でもあります。
 また歩くだけでも楽しいのですが、屋久島の自然は実に奥が深いです。歩きながら「あとどのくらいで縄文杉に着くんだろう…」なんて考えるのはもったいないッ!そこばかり考えていたら、登山道をただ通るだけになってしまいます。「あの樹ってどうなっているだろう」「この苔、かわいい〜!」など自然に意識を集中させたいところです。ガイドさんは「道草の達人」。自分では気づけないこと、知ればより凄さがわかることなどなど、楽しい屋久島にするために必要不可欠とも言える存在です。
 といっても、島には海、山、川で150人ほどのガイドさんがいます。「誰に頼んだらいいのかわからない」とお思いの方に民宿ふれんどが自信をもってお勧めするガイドさんをご紹介いたします。







島ですが、移動に時間がかかります。

 屋久島はグルッと一周ドライブができます。およそ100キロの道のり。各主要スポットへはバスもありますが、運行は1時間に1本ほど…。タクシーでもいいのですが、移動距離が長いので料金が高め…。またメジャーな場所だけならいいのですが、屋久島は行きたくなるカフェや細かい観光スポットもたくさん!島内を回るならば、圧倒的にレンタカーが便利です。というよりも、レンタカーじゃないと行けない所の方が多いかもしれません。登山口へのアクセスも温泉などに行くにも、なにかと便利です。時間を気にせず、屋久島を楽しむための必須ツールとも言えます。
 多くのレンタカー屋さんは空港や港に配車してくれたり、返却する時も乗り捨てができます。ガソリンそのものはちょっと高めですが、レンタカーそのものは全国的に見ても安い!軽自動車であれば6時間、3,000円ほど、一日でも5,000円ほどで借りれます。バスの一日周遊券もあるのですが、3,000円です。民宿ふれんどで出会った旅人達とレンタカーをシェアすればかなり格安で、さらには自由に島内を走ることができちゃいます。「足」なくして、屋久島は遊べません!
 運転の注意点としては、世界自然遺産エリアでもある西部林道の道が狭くて山道です。携帯電話も通じない場所なのでくれぐれもご注意を!さらに警察が携帯電話やシートベルトの取り締まりをたまにやっています。安全運転、マナー運転で屋久島を楽しんでください!


しっかりとした装備で屋久島の山や森を楽しみましょう!

 屋久島は普通の観光地ではありません。特に山や森へ行く時は、装備も心の準備も必要です。リュックにレインウェアにシューズにと…、アウトドア用品はちゃんと揃えたら、十数万…。しかし、レンタル用品を使えばほんの数千円でしっかりした装備を揃えることができます。特に雨の多い屋久島では、レインウェアとトレッキングシューズは必須です。
 レインウェアを「雨具」と思って、100円ショップなどで売っている「カッパ」を使う人がいるのですが、これは NG。夏でも雨にあたり続けると低体温症になる人もいます。防風、防寒になるものを用意しましょう。靴も同じで「歩きやすいスニーカー」もお勧めできません。多少なり靴底が固めで防水機能があるものを準備しましょう。スニーカーは歩いている途中でボロボロになることが多く、逆にお金がかかってしまいます。
 最低限の装備として、レインウェア(雨が降らなくても)とシューズを揃えて山や森へ行きましょう。屋久島の登山用品レンタルはとても充実していて、レインウェアとシューズを借りても2000〜3000円。これだけで登山&森歩きが格段に楽しくなります。

お天気や道路など、屋久島を遊ぶための基本情報


気象庁のホームページ。屋久島エリアにすぐ飛びます。またこのページの「レーダーナウキャスト(降水・雷・竜巻)も要チェック。リアルタイムの雨を知る事ができます。登山前は必ずチェック。

おおよそ5〜10月までが台風シーズンです。屋久島に入れるかどうか…。台風は「生き物」でもあるので発生したら毎日チェックです。もちろん台風の時にしかできない自然体験もありますが…。台風情報(米軍)もどうぞ。

気象庁のページです。屋久島ピンポイントではないのですが、お隣の種子島の情報です。平内海中温泉(干潮の時にだけ入浴できる)に入る時やダイビングや釣りなどをする時は必ずチェック。

屋久島を一周している道路は「県道」です。鹿児島県の通行規制情報。白谷へ行くにも、縄文に行くにもチェック必要です。梅雨の大雨、台風、冬の積雪などで、通行止めになります。

屋久島観光協会のブログです。イベント情報や雪の情報(冬期)を載せています。その他にもいろいろと役立つ情報が盛り沢山なのでサイトもご覧下さい。

全部違う泉質!屋久島の温泉情報。

屋久島 温泉情報
温泉名 入浴料 営業時間 定休日 電話
大浦の湯 300円(小人100円) 10:00〜17:00 火曜日 0997-44-2800
ゆのこの湯  400円(小人150円) 12:00〜20:00   月曜日 0997-42-0305 
楠川温泉 300円(小人100円) 9:00〜22:00 なし 0997-42-1173 
縄文の宿まんてん 1,500円(小学生1,050円幼児530円)  10:30〜22:30 なし 0997-43-5751 
尾之間温泉 200円(小人100円) 7:00〜21:00 月曜午前 0997-47-2872
JRホテル屋久島 1,000円(小人500円) 15:00〜18:00 なし 0997-47-2011 
いわさきホテル 1,200円(小人600円)  AM6〜11 PM15~23 なし 0997-47-3888 
平内海中温泉 100円(志) 干潮前後2時間 なし
湯泊温泉 100円(志)  24時間 なし 0997-43-5900 

大雨でどこへも行けない時は館内施設。あなどれない面白さです。

館内施設
施設名 入浴料 営業時間 定休日 電話
ウミガメ館 中学生以上200円(小学生以上100円) 9:00〜17:00 火曜日 0997-49-6550
志戸子ガジュマル園 大人 200円(小中高生100円) 12:00〜20:00   月曜日 0997-42-0100 
屋久島環境文化村センター 観覧料520円、高大360円、小中260円 9:00〜17:00 第三火曜日 0997-42-2900
屋久島町歴史民族資料館 1,500円(小学生1,050円幼児530円) 9:00〜17:00 月曜日 0997-42-0100
屋久杉自然館 600円、高400円、小中生300円 9:00〜17:00 第一火曜日 0997-46-3113
屋久島世界遺産センター 無料 9:00〜17:00 12〜3月土曜日 0997-46-2977
屋久島ボタニカルリサーチパーク 1,000円、高800円、小人500円 8:00〜17:00 なし 0997-47-2636
屋久島フルーツガーデン 400円、小中生200円 8:00〜17:00 なし 0997-48-2468
しゃくなげの森公園 大人500円、小人250円 9:00〜18:00 12月25〜1月7日 0997-46-3221